私達が栽培している原木しいたけは、
今では数少なくなった日本古来の原木栽培です。
10 年から20 年かけて山で育った木に菌を植えて
豊かな自然の中で成長します。

現在、原木しいたけは市場の2割程度しか無く、
残りは国内産、国外産の菌床しいたけが殆どです。
吉野の大自然を活かしてより自然に近い菌本来の力を引き出し栽培するため
ハウスには極力頼らず、
農薬も一切使用せず、
多くの時間をかけて栽培してます。

自然の力で引き出すしいたけの味

ハウスは極力使用せず、1年かけて木の栄養をたっぷり吸い原木しいたけは成長します。ぷっくりと身が詰まり、驚くほど香りが高く、肉な身はこりこりした歯ごたえで濃い甘みがあります。

吉野の山が育てる原木しいたけ

吉野は寒暖差が激しくしいたけ栽培に適しています。しいたけ山には杉やひのきが生えており、直射日光や気温の上昇からしいたけを育てるホダ木を守ってくれます。

原木であり続けたい理由

『しいたけ本来の風味を守っていきたい。』10 年から20 年かけて育った木の、その生命を「しいたけ」という産物に変えて美味しくいただく…原木しいたけの、日本古来からの昔ながらの栽培方法で味、香り、歯ごたえを守りたいと思っています。

原木しいたけと菌床しいたけの違い

原木しいたけとは?

国産のナラやクヌギなど、
どんぐりができる木に
しいたけの菌を植え付けて
木の栄養だけで育て、
1年から2年かけて収穫します。
森の栄養が食べれる
最高の作物だと思っています。

しいたけ消費量の1 割にも満たない希少なしいたけです。年間の安定量が難しいですが、香ばしい香りと味・肉厚の食感が特徴です。

菌床しいたけとは?

オガ屑や栄養剤を混ぜて培地を作り、
無菌状態にして
しいたけの菌を植え付けて育てます。
約3,4か月で収穫する事ができます。

市場の9 割を占め、スーパーなどでいつでも手に入り、現代の多くの方にとって身近なしいたけです。短期間の間に低コストで大量生産ができ、1ブロックの重さが軽い上に、施設内で多くを収容できるため、高い収量が見込めます。

原木椎茸は
機能性食品の王様?

◯乾し椎茸は免疫力を高める力があります。
◯ひだに天日を1時間当てるとビタミンD が増えて
カルシウムの吸収を良くします。
◯しいたけに含まれるエリタデニンが血中のコレス 
テロールを減らす実験結果が出ています。